龍神の話

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時折、天の雲を観て長く波打つような形の雲などを

「龍神だ」と表する人がいます

その雲が本当に龍神かどうかは別として

龍やドラゴンと云う存在は古代から世界的に語り継がれている存在です

天と地を自由に行き来でき、地上の人と神を繋ぐ

いわば神の使いでもあり、人間にも寄り添うような神様

それが龍神です

その龍神、伝説では選ばれた人に龍が舞い降り

その人の身近に寄り添い、一心同体となり行動するようです

古代中国では龍神が舞い降りた人、龍神がその身に宿る人を

顔で見極め吉相、龍顔と云うそうです

それらの考えは世界にもあったそうで

だからなのか偉人たちは髭をたくわえる人が多くいたようです

さて

龍の話は有名な易経にも出てきます

乾為天 

色々な形というかタイプの違う龍が出てきます

ある意味、易経は龍の話と云っても言い過ぎではないかもしれません

陰陽から考える

龍神も例外ではなく陰陽があります

つまり 陰の龍 陽の龍がいます

基本的に陰陽の龍神は

宿る人に対して、好意的でありポジティブな存在です

では

なぜ古代の人は龍神を尊んだのか?

それは強さも富もそうかもしれませんが

なによりも厄災除け、身を守るためのようです

つまり

それくらい古代から人々は厄災を恐れたようです

その厄災とは病もそうですが

一番怖いのは、やはり人です

 

運は縁

それがどんな幸運であろうとも

逆に厄災であろうとも

人が運んでくる

どんな人と繋がるか、或いは付き合うかによって

人生は全く違います

 

おそらくとしか言えませんが

産まれたときから荒ぶる神を宿す人はいません

なぜなら生まれて小さい頃は人は無力に近いから

少なくても人に厄災をもたらす人はいません

ただ、どこかの拍子でまたは変なところで

或いは心の隙間をつかれ好ましくない神

荒ぶる神を宿す人はいます

そのような人たちは周囲に

関わる人に厄災をもたらします

龍神は

そんな厄災、厄病神をを宿す人から

宿主を守る

それが一番尊ばれた理由です

 

現代でも

正に顕著にそれが社会問題となっています

「いい人だと思った」

「まさかあの人が…」

人を騙したり、人の命を殺めたりする人は

はじめからそう見えない

厄病神には見えないから被害にあいます

 

龍神は世界の古代人の推測通り

この世と天の世界に存在するでしょう

ただし、行い言動等で主や守る人を選びます

誰でも宿すことはできません

そして龍神を宿した人は開運というより

どちらかと云うと

強運という力を宿します

髭をたくわえる人=龍神を宿す人ではなく

現代では男女共に宿す人もいます

そのような人の特徴は

清酒を好み呑むようになる

或いは

たくさん呑むようになる

または

歯が抜ける、歯がガタガタになってきます

 

※諸説様々、個人の見解です

 

 

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